当社の歴史

50年以上にわたり、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツは世界が進む道を改善していくというパーパス(目標、目的、存在意義)にコミットしてきました。当社の歴史は卓越性、パートナーシップ、細やかな配慮が行き届いた行動によるものです。

初めから「パーパス」ありきでした。

1966年、ラッセル・S・レイノルズJr.は銀行員としてのキャリアを捨て、米国の小規模なサーチファームに転職しました。当時は世界的にも企業は転換期を迎えていた時代。経済の変化、科学の進歩、テクノロジー、エンジニアリングによって生まれる課題や機会とともに、これまでにないスキルを持つリーダーが求められていました。彼はこの業界に惚れ込み、やがて自身のエグゼクティブ・サーチファームを設立したいと考えるようになりました。1969年、家族や友人から出資を募り、ビジネスパートナーのリー・ゲッツとともにニューヨーク市のマディソンアベニューにラッセル・レイノルズ・アソシエイツを開業しました。

当初からラッセル・レイノルズ・アソシエイツ(以下、RRA)は相互尊重と強い倫理観を文化とするダイナミックな会社でした。開業から数年間で、当社の深く幅広い専門知識やクライアントへの丁寧なアプローチが市場での評判を獲得し始めます。そうした勢いが、まずは米国内で、そして世界的にも驚くほどの成長へとつながりました。1977年にはすでに、RRAはエグゼクティブ・サーチ業界における6大企業のひとつとなり、1990年代には大手エグゼクティブ・サーチファームの中でも急成長を遂げた会社となりました。そして2000年の時点で、世界35か所にオフィスを構える企業となりました。

21世紀に入っても当社は成長を続けています。現在、RRAには世界各地の主要都市に47のオフィスを持ち、世界トップクラスの大きな組織に対し、業界、機能、地域を越えて重大なリーダーシップ課題へのアドバイスを行っています。

設立当初に比べ、クライアントのニーズが進化してきた一方で、直面する根本的な課題は変わりません。つまり、未来をかたちにするスキルを持ち、市場やテクノロジーの破壊的な変化によって生まれるチャンスをつかみ取れる、新しいタイプのリーダーを求めているのです。当社は創業以来、現状維持ではなく未来を再定義する存在であり続けてきました。すべては実情を正確に把握し、未来に対応できるリーダーの発掘・育成によって、クライアントが時代を先取りできるようサポートするために。